翻訳者の山岸真さんからの情報です。無事に版権も取れ、来年の秋に河出文庫から刊行予定だそうです。
「えー、夏じゃないのー」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、続編は特に夏が舞台という訳ではないから構わないらしい。まあでも、夏に『ハローサマー、グッドバイ』を読み直して秋に備えるというのが正しい姿と言えるかも知れません。
探しに探し回ったこの本。昨日も渋谷のTSUTAYAに行ったら検索気で「在庫あり」と出たので探して探してお店の人に聞いてみたら「売れてしまったようです……」と残念な返事が。そんなに飛ぶように売れる内容とも思えず、多分行き渡るところには行き渡ってしまったんだろうなあ。これは二刷を待つしか無いか、とダメ元で隣駅の書店に行ったら今日は定休日! がっくりしつつも逆側の近場の書店に行ったら、本店の方でヒット! 本棚のサイドにPOPが貼られており、本が置かれてる棚番号が明記されていたのですぐにたどり着けた。この方式、いいねー。このお店、いくらか前にこの場所に移転してきてるのだけれど、当時よりも漫画の品揃えがおそろしく良くなったような。今度時間があるときにでももう一度来てみよう。
深夜食堂 2 (ビッグコミックススペシャル)(安倍 夜郎)』 という訳で第二弾。飄々としたマスターと、新宿は花園町の片隅に集まる常連とその快のゲストたちの交流。そこで供される食べ物をきっかけにした人情噺、とも言おうか。刺身のつま、などという料理と言えるかどうか分からないものまであったりして、いやそもそも刺身のつまをこんなに用意しているところもまず無いだろう、とか、そういうちょっと「非現実的」なところは目をつぶっていた方がより浸れるとは思う。
それぞれ、人生がうまくいかなかったりうまくいったりして浮き沈みがあるが、その食べ物に人生が重なるのが物悲しくもある。因みにアジフライは醤油かな。もしくはウスターソース。こういう、味付けの好みであーだこーだ言い合うのも、こういったコの字型カウンター故なのかも。このカウンターを囲んで、みんなで蟹を食べている回も愉快。
こういう漫画って、この店と同じく、あって当たり前で、無いことに想像が及ばず、無いとどうしていいか分からなくなってしまう存在感がありますよね。