まあ、当たり前のことなのだけれど。
わたしがScanSnapでしこしこ紙をデータ化をしているのは、情報やコンテンツにアクセスし易くするためなのだ。まあ、OCRの結果は芳しくないかも知れないけれど、他にインデックスの方法はいくらでもあるだろう。データ化作業をしている間に楽しめたのは、過去の、「これが読みたくてこの雑誌を買ったんだった!」というのを思い出せるからでもある。買ってすぐに読めばいいのだけれど、そのまま積んでしまってどこに行ったか分からなくなって……となると、折角読みたかったものが読めなくなってしまう。そのうちに忘れてしまう。また、少し経ってから話題になったことの情報元に当たるのが難しくなってしまう。買ってからある程度の期間は物理的に持ち歩けてさっと出し入れできる紙の形が一番いいのは当然なのだけれど、たとえばそれが半年経つと、まったく話は変わってきてしまうのだ。そんな訳で昨晩は柴崎友香さんの特集があった「
文藝 2008年 11月号 [雑誌]」のデータ化をしつつインタビューの内容などを見て「おお、これ言ってたなあ」などと先日のトークイベント(『
読まずに小説書けますか 作家になるための必読ガイド (ダ・ヴィンチブックス)(岡野宏文、豊崎由美)』刊行記念岡野宏文×豊崎由美トーク(ゲスト:柴崎友香))のことを思い出していたのでした。
あと、雑誌に掲載されても案外本にならないコンテンツって多いんですよね、ずっと眺めてると分かるけど。なので、「いずれ本になってから」なんて言ってると10年なんかすぐに経っちゃうので、自分で何とかしないと、と思って。まあ、こんなことやるのはそこにお金を掛けられる好き者だけなんでしょうけれどね。
ただ、中綴じ雑誌と漫画はまだ思案中。中綴じは、ホチキスを取って真ん中からさっくりやるべきかなあ、とかあれこれ迷ってしまって。あと、漫画は最近、装幀もいろいろ凝ってて、手を付けられない割合が高くなってるからなあ。それと、やっぱり漫画は、圧縮度は低めでいきたい気持ちも。あ、そうそう。「小説宝石」で粛々と進行中の長嶋有漫画化計画は、掲載されてる号は全部買ってあるのでオリジナルで漫画単行本が作れそうです(笑)。まだ本になってないはずの、「野性時代」の岸本佐知子翻訳短篇アンソロジー「居心地の悪い部屋」も。そういう楽しさも、ある。